今週の読売新聞チェック記事はこれ!
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2025年7月10日号
(7月3日朝刊から7月9日朝刊まで)
- 7月3日(木)
- 朝刊13版 7面 新紙幣流通 3割どまり
- 朝刊14版 7面 新紙幣流通 3割どまり
- ひと言ポイント
昨年7月に刷新された新紙幣は3日、発行から1年を迎えます。しかし、旧紙幣との入れ替わりは、2004年に発行された前回の新紙幣と比べると進んでいません。日本銀行によると、前回は発行後11か月で新紙幣の流通割合が61.1%に達したのに対し、今回は28.8%にとどまります。その背景を記事から2つ確認してみましょう。
- 7月4日(金)
- 朝刊13版 27面 悪石島 震度6弱
- 朝刊14版 27面 悪石島 震度6弱
- ひと言ポイント
3日午後4時13分ごろ、鹿児島県・トカラ列島近海を震源とする地震があり、同県十島村の悪石島で震度6弱を観測しました。この地域一帯で6月21日以降相次ぐ地震は1000回を超えています。島民の鹿児島市内などへの避難が進められています。
- 7月4日(金)
- 朝刊13版 1面・2面・3面・4面・8面・9面・12面・13面・26面・27面 物価高・関税 論戦
- 朝刊14版 1面・2面・3面・4面・8面・9面・12面・13面・26面・27面 物価高・関税 論戦
- ひと言ポイント
第27回参院選が3日公示され、522人(選挙区選350人、比例選172人)が立候補を届け出ました。今回の選挙は、昨年10月に発足した石破内閣への評価が問われる節目の選挙となります。もし自分が選挙権を持っていたらどのような政策を訴えている人に投票するか、その理由も含め考えてみましょう。消費税の減税を唱えている政党?それとも国民に給付金を配る政党?それとも……?
7月5日(土)の15面には参院選の制度や投票の方法、衆参各院の違いがまとめられているので、あわせて確認しておきましょう。
- 7月5日(土)
- 朝刊13版 34面 出没 過去最多
- 朝刊14版 34面 出没 過去最多
- ひと言ポイント
環境省によると、今年1月~5月末のツキノワグマの出没件数は、全国で3721件(速報値)に達し、記録が残る2010年以降で過去最多となっています。クマは冬眠明けの初夏まで、餌が豊富な山中で過ごすことが一般的ですが、今年は春先から人里に姿を現すクマが急増しています。人里の近くにクマが現れるようになった理由を記事から確認してみましょう。
- 7月6日(日)
- 朝刊13版 34面 イクメンから「共育」へ
- 朝刊14版 34面 イクメンから「共育」へ
- ひと言ポイント
厚生労働省は、男性の育児休業取得率を高めるために進めてきた「イクメンプロジェクト」を「共育(トモイク)プロジェクト」に刷新すると発表しました。イクメンからトモイクに変えた理由を考えてみてください。
男性の育休取得率は、1%台(2010年)から30%台(2023年度)にまで上昇していますが、まだ女性の取得率(84.1%)とは大きな差があります。
- 7月8日(火)
- 朝刊13版 2面 実質賃金5か月連続減
- 朝刊14版 2面 実質賃金5か月連続減
- ひと言ポイント
厚生労働省が発表した5月の毎月勤労統計調査によると、「名目賃金」は前年同月比1.0%増の30万141円で41カ月連続のプラスとなりましたが、「実質賃金」は前年同月比2.9%減で5カ月連続のマイナスでした。「名目賃金」・「実質賃金」とは何を意味するでしょうか。物価をキーワードに考えてみてください。