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今週の読売新聞チェック記事はこれ!

036 2025年11月13日号
(11月6日(木)朝刊から11月12日(水)朝刊まで)

11月9日(日)
  • 朝刊13版 29面 デフリンピック「共生」実感
  • 朝刊14版 29面 デフリンピック「共生」実感
ひと言ポイント

 11月15日から東京2025デフリンピックが開催されます。デフリンピックとは「耳が聞こえない(deaf=デフ)」とオリンピックを組み合わせた造語です。選手は試合で補聴器をつけることができないため、手話でコミュニケーションを取ったり、ランプや旗などを使って競技進行を選手に伝えます。誰もが個性を活かし、力を発揮できる共生社会への理解を深める第一歩として、みなさんもデフリンピックを観戦してみませんか。

11月9日(日)
  • 朝刊13版 1面・7面 膨大な電力・水 不可欠
  • 朝刊14版 1面・7面 膨大な電力・水 不可欠
ひと言ポイント

 この見出しを見て何の記事なのか予想がつきますか。現在、人工知能(AI)を巡って米中の覇権争いが激化しています。AIは大量のデータ分析を経て高価値の情報を生み出します。自動車に石油が必要なように、AIには「データ」が不可欠なため、データは21世紀の石油とも称されています。このデータを大量に高速処理するデータセンターの整備が進んでいます。そのデータセンターを支えるのに膨大な電力と冷却水の安定確保が鍵となります。

11月9日(日)
  • 朝刊13版 1面・8面 基礎からわかるCOP30
  • 朝刊14版 1面・8面 基礎からわかるCOP30
ひと言ポイント

 約200の国・地域の代表らが地球温暖化対策を協議する国連の気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)がブラジル北部・アマゾン川河口の都市ベレンで開かれています。温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」の採択から10年の節目を迎える中、各地で異常気象が相次いでいます。「パリ協定」では、産業革命前からの気温上昇幅を1.5度以内に抑える目標を掲げていますが、昨年の上昇幅は1.55度を記録し、「1.5度目標」を初めて上回ってしまっています。COP30でどのようなことが議論されるのか注目してみましょう。

11月9日(日)
  • 朝刊13版 10面 暮らし支える命 自分事に
  • 朝刊14版 10面 暮らし支える命 自分事に
ひと言ポイント

 アニマルウェルフェア(動物福祉)という言葉を知っていますか。アニマルウェルフェアとは、家畜などの動物が本来の習性に沿って暮らせる飼育環境を整え、命を絶つときには苦痛をできるだけ減らすという考え方です。この考え方は、欧州連合(EU)が2012年に身動きできないような狭いゲージで鶏を飼うことを禁じるなど、今や世界的な潮流となっています。日本ではどうでしょうか。動物の命と引き換えに成り立っている人の暮らしについて考えてみることは大切かもしれません。

じじもんスクラム 編集部

編集長の岡本です
サピックスで社会科を担当している岡本です。
サピックスでは環境講座も設けています。こちらもぜひのぞいてみてくださいね。→SAPIXの特別講座「+SAPI(プラサピ)

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