009 2018年4月13日号
（4月6日朝刊から4月12日朝刊まで）

　2020年東京オリンピックの開閉会式に合わせ、2020年限定で3つの祝日が移動することになりそうです。例年7月第3月曜日の「海の日」、10月第2月曜日の「体育の日」、8月11日の「山の日」を、特例的にそれぞれ7月23日、7月24日、8月10日にすることで最終調整しています。祝日を移動させるねらいは何でしょう。また、祝日は入試によく出題されますので、他の祝日についても、その由来なども含めて確認しておきましょう。

　外国人を積極的に採用する日本企業が増えています。国内で働く外国人数は2017年に約127万人と過去最多となりました。国籍別にみると、中国、ベトナム、フィリピン、ブラジル、ネパール、韓国の順になっています。なぜこのように増えているのでしょうか。そもそも外国人が日本で働くための条件というのはあるのでしょうか。また、外国人を積極的に採用することの課題としてどのようなことが考えられるのでしょうか。

　本州と四国を結ぶ瀬戸大橋の開通から30年、明石海峡大橋の開通から20年を迎えました。現在、本州四国連絡橋は3ルートありますが、それぞれ地図で確認してみましょう。そして、この本州四国連絡橋の開通により生じた地域社会の変化について、記事を参考に周囲の人といろいろ話してみましょう。「ストロー効果」という言葉が１つのキーワードです。

　国会や地方議会で女性議員を増やす目標を定めることを柱とする「政治分野における男女共同参画推進法案」が、衆議院に提出されることになり、今国会で成立する見通しのようです。現在の女性議員の割合は衆議院で約10％、参議院で約20％ですが、この数字について皆さんはどう思いますか。

　日本から出国する人を対象に、2019年1月7日から「出国税」として1人1000円を徴収することが決まりました。対象には訪日外国人旅行者だけでなく、日本人も含まれます。この税のねらいや、税収の使いみちについて、記事から確認しましょう。