今週のチェック記事バックナンバー
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2018年5月25日号
(5月18日朝刊から5月24日朝刊まで)
- 5月18日(金)
- 朝刊13版 1面 新元号公表 改元1か月前
- 朝刊14版 1面 新元号公表 改元1か月前
- ひと言ポイント
天皇陛下の退位と皇太子さまの即位にともなう改元に向け、政府は新元号の公表時期を2019年5月1日の改元の1か月前にあたる4月1日頃と想定し、システム改修などの準備を進める方針を決めました。新元号の事前公表は、改元にともなう国民生活の混乱を避けるねらいがあります。考えられる混乱とはどのようなものか、記事から確認してみましょう。
- 5月18日(金)
- 朝刊13版 11面 止まらぬクリミア実効支配
- 朝刊14版 11面 止まらぬクリミア実効支配
- ひと言ポイント
ロシアが2014年に併合したウクライナ南部クリミア半島とロシア本土にかかる「クリミア大橋」が開通しました。橋の長さは約19km(東京湾アクアラインより約4km長い)、ロシアと直接つながる初めての陸路で、クリミア半島の実効支配の象徴といえます。地図帳などでクリミア半島の位置を確認しておきましょう。
- 5月20日(日)
- 朝刊13版 1面、2面、4面 島サミット 北の瀬取り対策強化
- 朝刊14版 1面、2面、4面 島サミット 北の瀬取り対策強化
- ひと言ポイント
福島県いわき市で開かれていた、日本と太平洋の島しょ国・地域の首脳らによる「太平洋・島サミット」が閉幕しました。採択された首脳宣言では初めて北朝鮮問題に触れ、北朝鮮の船舶が洋上で物資を積み替えて密輸する「瀬取り」への対策などが盛り込まれました。太平洋・島サミットは1997年から日本で3年ごとに開催されています。参加国や地域を記事で確認するとともに、日本がそれらの国や地域と結びつきを強める意味を考えてみましょう。
- 5月20日(日)
- 朝刊13版 32面 裁判員候補 無断欠席36%
- 朝刊14版 32面 裁判員候補 無断欠席36%
- ひと言ポイント
裁判員の候補者として昨年1年間に全国の地方裁判所に呼び出された人のうち、無断で欠席した人の割合(欠席率)が過去もっとも高い約36%に達したことがわかりました。裁判員制度とは、有権者の中からくじで選ばれた裁判員が一部の刑事裁判(地方裁判所でおこなわれる第一審)に参加する制度のことです。裁判員制度導入から9年たちますが、改めて、この制度が採用された理由を学んでみましょう。そして、欠席率の上昇がどのような影響をもたらすか、記事をもとに考えてみましょう。
- 5月23日(水)
- 朝刊13版 7面 印パ続く核軍拡
- 朝刊14版 7面 印パ続く核軍拡
- ひと言ポイント
インドとパキスタンが1998年にそれぞれ地下核実験を実施し、核兵器保有を宣言してから今月で20年となりました。両国が保有する核兵器は増え続けているそうです。印パ両国はともに核拡散防止条約(NPT)に非加盟で、核実験全面禁止条約(CTBT)にも署名していません。インドとパキスタンの争いの歴史について学んでみましょう。