今週のチェック記事バックナンバー
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2018年6月8日号
(6月1日朝刊から6月7日朝刊まで)
- 6月2日(土)
- 朝刊13版 2面、8面、9面 EU、WTOに提訴へ
- 朝刊14版 2面、8面、9面 EU、WTOに提訴へ
- ひと言ポイント
アメリカのトランプ政権は、欧州連合(EU)やカナダ、メキシコから輸入する鉄鋼とアルミニウムに対し、関税を上乗せする輸入制限措置を発動しました。アメリカの保護貿易の動きにEUやカナダなどは強く反発し、特にEUは世界貿易機関(WTO)への提訴に向けた手続きを開始したとのことです。今回の追加関税の影響を記事から読み取ってみましょう。
- 6月2日(土)
- 朝刊13版 4面 出生率低下 1.43
- 朝刊14版 4面 出生率低下 1.43
- ひと言ポイント
厚生労働省が2017年の人口動態統計(概数)を発表しました。1人の女性が生涯に産む子どもの推計人数をしめす合計特殊出生率は1.43で、前年を0.01ポイント下回るとともに、2017年の出生数も94万6060人で、統計を取り始めた1899年以降、最少を更新しました。人口減少がどのような影響をもたらすか、出生率を上げるためにどうしたらよいか、少し難しいですがご家庭で話し合ってみましょう。
- 6月2日(土)
- 朝刊13版 1面、3面、11面、31面 非正規賃金格差 一部違法 最高裁初判断「項目ごとに考慮」
- 朝刊14版 1面、3面、11面、31面 非正規賃金格差 一部違法 最高裁初判断「項目ごとに考慮」
- ひと言ポイント
非正規社員が正社員との賃金格差を是正するよう求めた2件の訴訟の上告審判決で、最高裁判所は「格差が不合理かどうかの判断は賞与や手当などの賃金項目を個別に考慮すべきである」との初判断を示しました。まずは、正社員と非正規社員の違いを理解してください。そして、正社員と非正規社員とが全く同じ仕事をしている場合に、それぞれの賃金に格差が生じていることについてどう思うか、様々な視点(正社員の立場、非正規社員の立場、企業の立場、国全体の政策など)で考えてみてください。それを踏まえて、この記事を読んでみてほしい と思います。
- 6月4日(月)
- 朝刊13版 1面、35面 金井さん帰還
- 朝刊14版 1面、35面 金井さん帰還
- ひと言ポイント
国際宇宙ステーション(ISS)に約半年間滞在していた宇宙飛行士の金井宣茂さんらを乗せたロシアのソユーズ宇宙船がカザフスタンの草原地帯に着陸し、無事に帰還しました。「体が重い。改めて(地球の)重力を感じた」と語った金井さん。ISS船外での部品交換や、ロボットアームを操作しての無人補給船のキャッチなど、ISSでの約半年間の任務を終えました。宇宙滞在は168日間におよび、日本人飛行士では3番目の長さになりました。
- 6月7日(木)
- 朝刊13版 8面 鶏肉 値上がり懸念
- 朝刊14版 8面 鶏肉 値上がり懸念
- ひと言ポイント
皆さんは、鶏肉のから揚げは好きですか?鶏肉は日本でよく食べられている肉ですが、ブラジルで5月に発生したトラック運転手らによるストライキが、日本国内のから揚げや焼き鳥の値上がりにつながると心配されています。それはなぜなのでしょう。まずは自分で考えて、わからなければ記事で確認してみましょう。