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今週のチェック記事バックナンバー

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029 2018年8月31日号
(8月24日朝刊から8月30日朝刊まで)

8月24日(金)
  • 朝刊13版 2面 カミオカンデ 3代目検討
  • 朝刊14版 2面 カミオカンデ 3代目検討
ひと言ポイント

 文部科学省が、次世代素粒子観測施設「ハイパーカミオカンデ」の建設に向けた検討を始めるとのことです。ニュートリノなどの素粒子を検出して宇宙誕生の謎を解明する研究のためのもので、2度のノーベル物理学賞受賞につながる成果をあげた「カミオカンデ」と「スーパーカミオカンデ」(ともに岐阜県)の後継施設となります。少し難しいですが、ニュートリノとは何か、それぞれの施設はどのようなところか、記事から確認しましょう。

8月27日(月)
  • 朝刊13版 1面 船の温室ガス 排出削減計画
  • 朝刊14版 1面 船の温室ガス 排出削減計画
ひと言ポイント

 国土交通省が民間企業と協力し、船舶が排出する二酸化炭素などの温室効果ガスを大幅に削減する仕組み作りの本格的な検討に入ったことを伝えています。背景には、船からの排出を激減させる国際目標が設定され、日本にも適用されることがあります。「二酸化炭素の液化」や「LNG(液化天然ガス)船」などをキーワードに、どのような方法が想定されているかを記事から読み取ってください。

8月28日(火)
  • 朝刊13版 2面、9面 自動タクシー実験
  • 朝刊14版 2面、9面 自動タクシー実験
ひと言ポイント

 自動運転タクシーに一般客を有料で乗せる実証実験が東京都内で始まりました。実験は東京・大手町ー六本木間の片道5キロの公道で、9月8日まで行われますが、公道で自動運転による営業走行は世界で初めてとのことです。運転手不足の早期解消がねらいですが、自動運転の仕組みや課題などを記事で確認しましょう。

8月28日(火)
  • 朝刊13版 9面 新幹線整備費3460億円増
  • 朝刊14版 9面 新幹線整備費3460億円増
ひと言ポイント

 国土交通省によると、北陸新幹線と九州新幹線長崎(西九州)ルートで工事が進められている区間について、これまでの想定より整備費が計約3460億円増える見通しとのことです。人件費や資材費の高騰など建設コストの大幅増が要因で、今後は財源の確保が課題となり、国や自治体の負担が膨らむ可能性があります。工事が進められている区間は、2022年度の開業を目指しています。それぞれどこからどこまでか、地図で確認しておきましょう。

8月30日(木)
  • 朝刊13版 6面 難民 狭き日本の門
  • 朝刊14版 6面 難民 狭き日本の門
ひと言ポイント

 皆さんは、難民の受け入れに賛成ですか?それとも反対ですか?2017年、日本はUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)にアメリカ・ドイツに次ぐ約1億5200万ドル(約170億円)を拠出しました。ただ、法務省が難民として認定したのは、申請者1万9629人のうち20人で、日本が難民条約に加盟した翌年の1982年以降の認定数は、708人にとどまっています。難民認定数が少ない要因や、日本政府の立場を記事から読み取り、難民について周囲の人たちと意見を交わしてみましょう。

じじもんスクラム 編集部

編集長の岡本です
サピックスで社会科を担当している岡本です。
サピックスでは環境講座も設けています。こちらもぜひのぞいてみてくださいね。→SAPIXの環境教育

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