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今週のチェック記事バックナンバー

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007 2022年4月14日号
(4月7日(木)朝刊から4月13日(水)朝刊まで)

4月9日(土)
  • 朝刊13版 1面、2面 露産石炭 輸入禁止へ
  • 朝刊14版 1面、2面 露産石炭 輸入禁止へ
ひと言ポイント

 ウクライナに侵攻したロシア軍が民間人を虐殺した疑いが強まったこと受けて、政府はロシア産の石炭や一部木材の輸入禁止などの追加制裁を発表しました。現在、石炭は発電用の燃料や、鉄鋼、セメントの生産などで使われており、約1割がロシア産です。また、製材についても約18%をロシア製が占めています。このような中、各企業は他の地域から代替調達をすすめていくことになります。

4月9日(土)
  • 朝刊13版 7面 基礎からわかる沖縄復帰50年 経済
  • 朝刊14版 7面 基礎からわかる沖縄復帰50年 経済
ひと言ポイント

 1972年5月15日に本土に復帰した沖縄。この50年間で経済がどのように変化してきたのか記事は伝えています。たとえば、復帰前後に比べ栽培・収穫面積はサトウキビが半減、パイナップルは約10分の1にまで激減し、一方、マンゴーは1980年の1ヘクタールから2018年には265ヘクタールと飛躍的に増えたようです。
 そのほか、「3K経済」「3割自治」との言葉が記事に出ていますが、これは沖縄のどのような状況を表現しているのか、また、沖縄の暮らしや雇用は他県と比べてどうなのかなど、記事から確認してみてください。

4月9日(土)
  • 朝刊13版 13面 中国ゼロコロナ 世界のリスク
  • 朝刊14版 13面 中国ゼロコロナ 世界のリスク
ひと言ポイント

 中国政府の「ゼロコロナ」政策が世界経済のリスクになり始めていることを報じています。ゼロコロナ政策では、住民の行動制限が徹底され、上海をはじめとする中国主要都市の封鎖(ロックダウン)が行われています。このようなことが世界経済にどのような影響を生じさせるのか考えてみましょう。

4月12日(火)
  • 朝刊13版 37面 線状降水帯 半日前予報6月から
  • 朝刊14版 37面 線状降水帯 半日前予報6月から
ひと言ポイント

 各地に豪雨災害をもたらしている「線状降水帯」について、気象庁が6月から発生の半日前に予報する取り組みを始めます。線状降水帯は、海から流入する暖かく湿った空気が陸上で積乱雲となり、次々と帯状に連なることで狭い範囲に短時間で多量の雨を降らせます。これまで線状降水帯の予測は、海上の水蒸気量の観測が必要で難しいとされてきましたが、民間船舶の協力を得て態勢を構築しました。記事には線状降水帯の予測のイメージが載せられているので確認してみましょう。

4月13日(水)
  • 朝刊13版 31面 水道管 進まぬ耐震化
  • 朝刊14版 31面 水道管 進まぬ耐震化
ひと言ポイント

 3月の福島県沖地震で主な水道管約100か所が損壊しましたが、その大半が耐震化されていなかったことがわかりました。全国で耐震性が確保されている水道管は約4割にとどまっています。断水した5日間を振り返った人の話によると、「車で毎日、20ℓのポリタンクを5個持って市施設に出向き、長い時は2時間給水待ちの列に並んだ。雨水をためてトイレに使ったり、風呂の水を替えずに入ったりもした。」とのことでした。断水時の状況を想像し備えについて話し合ってみましょう。

じじもんスクラム 編集部

編集長の岡本です
サピックスで社会科を担当している岡本です。
サピックスでは環境講座も設けています。こちらもぜひのぞいてみてくださいね。→SAPIXの環境教育

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