今週のチェック記事バックナンバー
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2023年3月23日号
(3月16日(木)朝刊から3月22日(水)朝刊まで)
- 3月17日(金)
- 朝刊13版 1面・2面・3面・4面・7面・8面・9面・11面・36面 日韓正常化で一致
- 朝刊14版 1面・2面・3面・4面・7面・8面・9面・11面・36面 日韓正常化で一致
- ひと言ポイント
岸田首相は16日、韓国の尹錫悦大統領と首相官邸で会談し、「元徴用工」訴訟問題などで悪化した日韓関係を正常化し、さらに発展させることで一致しました。首脳が相互に訪問する「シャトル外交」の再開でも合意し、首相は会談で「将来に向けて日韓関係の新たな章をともに開く機会が訪れた」と語りました。
皆さんが韓国のことについて知っていることを複数挙げてみましょう。
- 3月17日(金)
- 朝刊13版 6面 JR東日本 変動運賃制
- 朝刊14版 6面 JR東日本 変動運賃制
- ひと言ポイント
JR東日本は、18日から国内の鉄道会社で初めて変動運賃制を導入します。通勤ラッシュとなる平日朝の乗車を避ける場合、新たに発行する定期券が約1割安くなります。一方、いつでも使える従来の定期券は1.4%値上げします。混雑を緩和し、関連経費の削減にもつなげたい考えです。この制度のデメリットについても考えてみましょう。
- 3月18日(土)
- 朝刊13版 2面、4面 先島諸島の避難 図上訓練
- 朝刊14版 2面、4面 先島諸島の避難 図上訓練
- ひと言ポイント
政府と沖縄県が、先島諸島の住民避難を想定した図上訓練を初めて行ったことを伝えています。先島諸島はどこにあるのか確認の上、なぜこのような訓練が実施されたのか、その背景について読み取ってください。
- 3月20日(月)
- 朝刊13版 4面 電報高級化 ギフト充実 「ハレの日」需要に注力
- 朝刊14版 4面 電報高級化 ギフト充実 「ハレの日」需要に注力
- ひと言ポイント
国内の電報サービスは明治時代初期に始まりました。ピークは1963年度の9461万通で、その後、利用が減少し2021年度には404万通となっています。皆さんがイメージする電報とはどのようなものでしょうか。上の見出しから、この記事にはどのようなことが書かれているのか想像してみてください。
- 3月21日(火)
- 朝刊13版 36面 温室ガス 35年に60%減必要
- 朝刊14版 36面 温室ガス 35年に60%減必要
- ひと言ポイント
国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」が公表した、地球温暖化の最新の科学的知見をまとめた報告書に関する記事です。温暖化対策の国際的枠組みである「パリ協定」では、世界平均気温の上昇幅を産業革命前と比較して1.5度に抑える努力をするとしていますが、直近ですでに1.1度上昇しており、この目標の達成が危ぶまれています。このような中、温室効果ガス排出量を2035年までに60%削減、2050年までに84%削減し、2050年代前半に二酸化炭素排出量の「カーボンニュートラル」を実現すれば、今世紀末の気温上昇幅を1.5度以下に抑えられるとの試算を出しています。しかし、現在示されている各国の目標ではこれを達成することはできず、このままいくと今世紀末には上昇幅が3.2度に達するとのことです。