今週のチェック記事バックナンバー
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2023年6月1日号
(5月25日(木)朝刊から5月31日(水)朝刊まで)
- 5月25日(木)
- 朝刊13版 1面・26面 円珍文書「世界の記憶」
- 朝刊14版 1面・26面 円珍文書「世界の記憶」
- ひと言ポイント
国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)は、歴史的な文書類の保存を目的とする「世界の記憶」に、中国・唐へ渡って密教の教えを持ち帰った平安時代の僧・円珍に関する文書群「智証大師円珍関係文書典籍-日本・中国の文化交流史-」を登録することを決定しました。日本関連の「世界の記憶」は8件目です。「円珍関係文書典籍」は、円珍が唐に渡る際に九州の大宰府で交付された渡航証明書や、唐の役所で発給された通行許可書など、計56件で構成されています。円珍文書の価値を記事から確認してみましょう。
【5月31日(水)22面に関連記事あり】
- 5月25日(木)
- 朝刊13版 26面 世界ジオパークに「白山手取川」認定
- 朝刊14版 26面 世界ジオパークに「白山手取川」認定
- ひと言ポイント
国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)は24日、石川県白山市の自然公園「白山手取川ジオパーク」を科学的に価値の高い地形や地質などを持つ「ユネスコ世界ジオパーク」に認定しました。国内の世界ジオパークはこれで10か所となります。白山手取川ジオパークは、世界有数の低緯度に位置する豪雪地帯の白山周辺や、麓の扇状地など白山市全域が対象で、白山の雪解け水が手取川の急流となり、日本海へと注ぐ自然の循環を体感できます。手取川中流部にある桑島化石壁は、恐竜や動植物などの多様な化石が産出され、国内外の研究者から高く評価されています。記事には日本国内の世界ジオパーク認定地が掲載されているので合わせて確認しておきましょう。
- 5月28日(日)
- 朝刊13版 30面
外来2種 放出・売買ダメ
アメリカザリガニ、ミドリガメ - 朝刊14版 30面
外来2種 放出・売買ダメ
アメリカザリガニ、ミドリガメ
- 朝刊13版 30面
外来2種 放出・売買ダメ
- ひと言ポイント
ペットとして人気のアメリカザリガニとアカミミガメ(ミドリガメ)を野外に逃がしたり、売買したりすることを禁止する政令が6月1日に施行されます。規制に違反すれば罰則もあります。今回の規制により、池で釣ったアメリカザリガニを飼うために持ち帰ることはできますが、飼えなくなって逃がすと違反になります。このような規定の目的を考えてください。
- 5月30日(火)
- 朝刊13版 7面 レンジ料理 「タイパ」注目
- 朝刊14版 7面 レンジ料理 「タイパ」注目
- ひと言ポイント
食品メーカー各社が、電子レンジで調理できる商品の開発を加速させていることを伝えています。「タイパ(タイムパフォーマンス=時間対効果)を重視する人が増えてきていることが理由の一つとのことですが、消費者はどうしてそれを重視するようになってきたのでしょうか。また、環境問題への関心の高まりもその理由の一つとしていますが、どう環境問題と関連するのでしょうか。
- 5月30日(火)
- 朝刊13版 27面 吉野ヶ里 有力者の墓か
- 朝刊14版 27面 吉野ヶ里 有力者の墓か
- ひと言ポイント
佐賀県は、吉野ヶ里遺跡で弥生時代後期(2世紀後半~3世紀中頃)に作られたとみられる石棺墓がみつかったと発表しました。規模などから、有力者の墓の可能性があるとみられます。吉野ヶ里遺跡は魏志倭人伝に記述されている「邪馬台国」を示す遺跡ではないかともいわれていますが、今回の発見が「邪馬台国」の所在地を巡る論争に影響を与えるのでしょうか。