今週のチェック記事バックナンバー
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2023年6月15日号
(6月8日(木)朝刊から6月14日(水)朝刊まで)
- 6月8日(木)
- 朝刊13版 6面 物流「2024年問題」 コンビニ配送効率化
- 朝刊14版 6面 物流「2024年問題」 コンビニ配送効率化
- ひと言ポイント
長時間労働を是正する働き方改革関連法が2024年トラック運転手に適用されます。トラック運転手の人手不足が生じている中、現在は長時間残業でその不足を補っています。その長時間残業が2024年から規制されるようになりますので、今までのような物流を維持できなくなり、物流の停滞が生じることを2024年問題といいます。これに対してどのような対策を取ろうとしているのか、記事を読み進めてみてください。また、各家庭でできることはないのか考えてみてください。
- 6月10日(土)
- 朝刊13版 1面・3面・34面 改正入管法が成立
- 朝刊14版 1面・3面・34面 改正入管法が成立
- ひと言ポイント
改正出入国管理・難民認定法は、参議院本会議で賛成多数で可決、成立しました。これにより難民認定の申請は原則2回までとなり、3回目以降は申請中でも強制送還が可能となります(これまでは3回目以降もふくめて難民申請を行うたびに強制送還が停止されていました)。
また、紛争地からの避難民など条約上の難民にはあたらないが、法務大臣の裁量で保護していた外国人については、「補完的保護対象者」と認定し、難民に準じた形で、就労できる定住資格を与える制度を創設します。そもそも難民とはどのような人のことを言うのか、世界にどのくらいの数の難民がいるのか、今一度確認しておきましょう。
- 6月11日(日)
- 朝刊13版 30面 「復興ツアー」活気再び
- 朝刊14版 30面 「復興ツアー」活気再び
- ひと言ポイント
東日本大震災の遺構や伝承施設を訪れて、その教訓などを学ぶ「復興ツーリズム」が新型コロナウイルスによる低迷を脱し、活気を戻しつつあります。継続的に訪問客を呼び込み、風化を防ぐためにどのような取り組みが必要でしょうか。震災伝承に取り組む団体は、運営を支える寄付金が減少しているという問題を抱えているようです。
- 6月14日(水)
- 朝刊13版 9面 CO2貯留 7か所重点支援
- 朝刊14版 9面 CO2貯留 7か所重点支援
- ひと言ポイント
経済産業省が、二酸化炭素(CO2)を回収して地下に貯留する「CCS」の事業化に向け、国内外の7か所を重点的に支援すると発表したことを伝えています。CCSとは排ガスからCO2を回収し、地下にある砂岩などの貯留層に閉じ込める技術です。2050年にCO2排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を実現するために、このような技術開発も進んでいるんですね。課題は採算と住民理解のようです。
【関連記事6月13日2面】