今週のチェック記事バックナンバー
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2023年8月17日号
(8月3日(木)から8月16日(水)まで)
- 8月6日(日)
- 朝刊13版 1面・9面 日本人移民に補償金
- 朝刊14版 1面・9面 日本人移民に補償金
- ひと言ポイント
戦後の移民政策で中米ドミニカ共和国に移住した日本人に対し、ドミニカ政府が、事前に約束した農地を割り当てなかった責任を認め、1世帯あたり日本円で2000万円超の補償金の支払いを進めていることを伝えています。ドミニカへの移住は、敗戦後の人口増加を懸念した日本政府が推進し、1956年~1959年に249世帯1319人が移住しましたが、ドミニカ政府が約束した土地は与えられず、生活は過酷を極めました。外務省によると、中南米への移住で受け入れ国側が金銭補償に応じるのは初めてとのことです。
- 8月7日(月)
- 朝刊13版 1面・2面・4面・7面
30面・31面 広島 78回目原爆忌 - 朝刊14版 1面・2面・4面・7面
30面・31面 広島 78回目原爆忌
- 朝刊13版 1面・2面・4面・7面
- ひと言ポイント
広島は6日、78回目の原爆忌を迎えました。広島市の平和記念公園では、平和記念式典(原爆死没者慰霊式・平和祈念式)が営まれ、被爆者や遺族、岸田文雄首相のほか、核保有国の米英仏を含む過去最多の111か国の駐日大使らが参列し、4年ぶりに一般参列者用の自由席も設けられました。7面の広島平和宣言を読んでみましょう。核兵器の保有で相手の攻撃を防ぐ「核抑止論」からの脱却を世界の指導者に呼びかけています。また、機会があればぜひ実際に原爆資料館に足を運んでみてください。
- 8月8日(火)
- 朝刊13版 2面 食料自給率38% 横ばい
- 朝刊14版 2面 食料自給率38% 横ばい
- ひと言ポイント
農林水産省は、2022年度の食料自給率(カロリーベース、概算値)が前年度から横ばいの38%だったと発表しました。食料自給率は、消費する食料を国内生産でどれだけまかなっているかを示すもので、カロリーベースでは横ばいだったにもかかわらず、生産額ベースでは5ポイント低い58%となり、過去最低となりました。生産額ベースが下がった理由を記事から読み取りましょう。
- 8月10日(木)
- 朝刊13版 1面・25面・27面 長崎 静かな祈り
- 朝刊14版 1面・25面・27面 長崎 静かな祈り
- ひと言ポイント
長崎への原爆投下から78年となった9日、長崎市で長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が開かれました。台風6号の接近にともない、大幅に規模が縮小され、被爆者らの一般参列も見送られました。25面の長崎平和宣言と首相メッセージを読んでみて、感じたことをご家族で話し合ってみてください。
- 8月12日(土)
- 朝刊13版 2面 電力需給 夕方厳しく
- 朝刊14版 2面 電力需給 夕方厳しく
- ひと言ポイント
電力需給のひっ迫する時間帯が、気温の上昇する日中から夕方にずれ込むケースが増えていることを伝えています。その理由を需要面と供給面の両方から考えてみてください。
- 8月16日(水)
- 朝刊13版 1面・8面・27面 平和の誓い 新た
- 朝刊14版 1面・8面・27面 平和の誓い 新た
- ひと言ポイント
終戦から78年となった15日、政府主催の全国戦没者追悼式が、東京都千代田区の日本武道館で開かれました。台風7号の影響で遺族が参加を見合わせた10府県を中心に、約800人が欠席となり、約1600人の参列者が先の大戦で犠牲となった310万人を悼みました。戦後78年を特集した内容がこの2週間、連日記事になっています。それらを読み、平和の尊さについて考えてみましょう。