今週のチェック記事バックナンバー
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2024年3月7日号
(2月29日(木)朝刊から3月6日(水)朝刊まで)
- 2月29日(木)
- 朝刊13版 2面・7面 韓国出生率0.72 最低更新
- 朝刊14版 2面・7面 韓国出生率0.72 最低更新
- ひと言ポイント
韓国統計庁は、2023年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子供の推計人数)が0.72(暫定値)となったと発表しました。人口の約2割が集中する首都ソウルでは0.55まで下がりました。日本の1.26(2022年)と比べてもかなり低くなっています。この背景には何があるのでしょうか。
- 3月2日(土)
- 朝刊13版 35面 南三陸旧防災庁舎 保存
- 朝刊14版 35面 南三陸旧防災庁舎 保存
- ひと言ポイント
東日本大震災の津波で町職員ら43人が犠牲になった宮城県南三陸町の旧防災対策庁舎について、町長が、今年7月から町有化し、震災遺構として保存する考えを発表しました。震災遺構とは、地震の被害の大きさや教訓などを後世に伝えるための被災建造物のことですが、遺族や地域住民の間で保存か解体かで意見が割れることも多くなっています。保存か解体か、両者の考えにいたる理由を様々な立場に立って考えてみましょう。
- 3月4日(月)
- 朝刊13版 3面 図書館 中心街潤す
- 朝刊14版 3面 図書館 中心街潤す
- ひと言ポイント
図書館といえば、皆さんはどんなイメージを持っていますか?弾むような明るいピアノのBGMが流れ、自然光が差し込む吹抜けのホールで、学生らが飲み物を手に談笑しながら雑誌を読む。これは、ショッピングモールの建物を改築した都城市立図書館(宮崎県)の様子で、居心地の良さを優先し、静寂にすごすように求めていないとのことです。このような動きの背景は何か、記事から確認してみてください。
さらに、書店と図書館が連携を組んでサービスを行うところもあるようです。どんな取り組みか、確認してみましょう。
- 3月5日(火)
- 朝刊13版 1面・2面
書店支援へ 大臣直属PT
(※PTはプロジェクトチームの略) - 朝刊14版 1面・2面
書店支援へ 大臣直属PT
(※PTはプロジェクトチームの略)
- 朝刊13版 1面・2面
書店支援へ 大臣直属PT
- ひと言ポイント
全国で減少する街の書店について、経済産業省が大臣直属の「書店振興プロジェクトチーム」を設置し本格的な支援に乗り出すことが記事になっています。2013年に1万5602万店あった書店の総店舗数は2022年に1万1495店に減少しており、地域に書店が一つもない無書店自治体は約4分の1にのぼります。なぜこのように減ってきているのか、また書店がなくなっていくことが問題視されるのはなぜか考えてみてください。
- 3月5日(火)
- 朝刊13版 3面 能登下水復旧急ぐ
- 朝刊14版 3面 能登下水復旧急ぐ
- ひと言ポイント
能登半島地震で甚大な被害が出た石川県の奥能登地方4市町で、下水管の65%に破損や詰まりが確認されたということです。上水道の断水はようやく今月末でほぼ解消する見通しですが、生活排水を流せなければ不便な暮らしは変わりません。