今週のチェック記事バックナンバー
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2024年9月5日号
(8月29日(木)朝刊から9月4日(水)朝刊まで)
- 8月30日(金)
- 朝刊13版 1面・7面・20面・21面・33面 パリ共生の祭典開幕 パラリンピック
- 朝刊14版 1面・7面・20面・21面・33面 パリ共生の祭典開幕 パラリンピック
- ひと言ポイント
第17回夏季パラリンピック・パリ大会が28日に開幕しました。共生社会の実現を訴える今大会には史上最多の167の国・地域と難民選手団の約4400人が参加しています。パラリンピックのシンボルマークである「スリー・アギトス」の由来なども調べてみるとよいでしょう。
- 8月30日(金)
- 朝刊13版 1面・32面 最低賃金51円増 1055円
- 朝刊14版 1面・32面 最低賃金51円増 1055円
- ひと言ポイント
厚生労働省は、今年度の最低賃金(時給)の改定額を公表し、その全国平均は1055円となり過去最高を更新しました。最低賃金は労働者の生活の安定を目的に都道府県ごとに定められる時給の下限額で、最高額は東京の1163円、最低額は秋田の951円でした。労働者にとって賃金引き上げは生活向上につながりますが、過度な引き上げはむしろ労働者の不利益になることもあり得ると記事では指摘しています。それはどのような理由でしょうか。
- 8月30日(金)
- 朝刊13版 14面 視覚障害者に快適な美容室
- 朝刊14版 14面 視覚障害者に快適な美容室
- ひと言ポイント
今年4月の障害者差別解消法の改正に伴い、民間事業者にも「合理的配慮」を行うことが義務づけられました。「合理的配慮」とは、障害のある人からの意思表示に対して負担が重すぎない範囲で対応することを指します。例えばある美容室では、散髪する時にどこをどのように切るのかとか、染める髪色のことなどについて、「より丁寧に説明する」といった取り組みをすすめています。障害者に配慮することは、誰もが住みやすい社会につながるともいえます。皆さんにもできる「合理的配慮」を考えてみましょう。
- 9月3日(火)
- 朝刊13版 1面 太陽光パネル 再利用へ
- 朝刊14版 1面 太陽光パネル 再利用へ
- ひと言ポイント
政府が、太陽光パネルのリサイクルを義務化する方針を固めたことが報じられています。2010年代後半から増え始めた太陽光パネルの多くは2030年代に耐用年数を超えます。このままいくと、大量廃棄されかねないため、リサイクルを義務付けて環境負荷の軽減を図ろうとしています。現在は、パネル撤去後、大半は埋め立て処分されているとのことです。
- 9月4日(水)
- 朝刊13版 27面 奄美マングース 根絶宣言
- 朝刊14版 27面 奄美マングース 根絶宣言
- ひと言ポイント
鹿児島県・奄美大島で駆除が行われてきた特定外来生物のフイリマングースについて、環境省が根絶を宣言しました。マングースは毒蛇のハブを退治すると期待され、1979年に約30匹が持ち込まれました。しかし、日中に活動するマングースは夜行性のハブをほとんど捕食できず、一方で特別天然記念物のアマミノクロウサギなど在来種を襲ったため、一転して害獣とされた経緯があります。これまでの捕獲数は3万2600匹に上り、近年はアマミノクロウサギやアマミトゲネズミ、アマミイシカワガエルなど在来種の生息数は回復傾向にあるようです。