今週のチェック記事バックナンバー
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2024年10月24日号
(10月17日(木)朝刊から10月23日(水)朝刊まで)
- 10月17日(木)
- 朝刊13版 6面 「氷のパネル」で涼
- 朝刊14版 6面 「氷のパネル」で涼
- ひと言ポイント
2025年大阪・関西万博で来場者に涼んでもらうために設置する休憩所「氷のクールスペース」が完成したことを報じています。夜間の電力で作った氷で冷感を生む「氷蓄熱」の技術を活用した「氷のパネル」を壁面に設置し、室温を外気より5度程度下げることができます。自然エネルギーを活用した空調技術として注目されます。
- 10月18日(金)
- 朝刊13版 38面 海外で投票 利便性に難
- 朝刊14版 38面 海外で投票 利便性に難
- ひと言ポイント
海外在住の有権者が国政選挙で1票を投じる在外投票はどのように行われているか、知っていますか。方法として、在外公館での投票と郵便投票の2通りがあります。しかし、近くに在外公館がない場合、投票のために丸一日以上かかることもあります。また郵便については、渡航前の居住地の自治体から投票用紙を取り寄せるわけですが、投票用紙が自宅に届くのが遅く、自身の投票を投開票日に間に合わせるために急いで速達(3~5日かかる)で送るとおよそ60ドル(約9000円)かかるそうです。
このように在外投票の便は非常に悪く、実際に海外在住の有権者およそ102万人のうちの投票率はたったの2%となっています。できるだけ多くの在外邦人が投票に参加できる方策はないでしょうか。
- 10月19日(土)
- 朝刊13版 37面・27面 司法の課題 どう挑む
- 朝刊14版 37面・27面 司法の課題 どう挑む
- ひと言ポイント
27日の衆院選投開票と同時に行われる国民審査は、最高裁判所裁判官を信任するか否かについて、有権者が判断する重要な機会です。今回6人の裁判官の国民審査が行われます。最高裁判所裁判官は任命されたあと、どのタイミングで国民審査を受けることになるのでしょうか。2回国民審査を受けたことがある裁判官はいるでしょうか。参議院選挙の時にも国民審査はありますか。国民審査の用紙はどのような形式になっていますか。いままで国民審査で罷免された裁判官はいますか。確認してみましょう。
- 10月20日(日)
- 朝刊13版 3面 認知症の人も社会参加へ
- 朝刊14版 3面 認知症の人も社会参加へ
- ひと言ポイント
政府は「認知症施策推進基本計画」をまとめ、近く閣議決定する見通しです。認知症は記憶力や判断能力が低下しているものの、すぐに介護が必要になるわけではありません。しかし「何も分からない、できなくなる」という誤解が根強く、本人にできることや生きる喜びまで家族などに奪われてしまうこともあります。政府の推計によれば2040年には高齢者7人中1人が認知症になるとされています。認知症の人が「支える対象」ではなく「共に支え合って生きる」社会の一員であるために、どのような取り組みが求められているのか、考えてみましょう。