今週のチェック記事バックナンバー
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2025年4月10日号
(4月3日(木)朝刊から4月9日(水)朝刊まで)
- 4月4日(金)
- 朝刊13版 1~4面、6・7面、9面、24面 米相互関税 日本24%
- 朝刊14版 1~4面、6・7面、9面、24面 米相互関税 日本24%
- ひと言ポイント
米国のトランプ政権がほぼすべての国・地域に「相互関税」を課すと決めたことを伝えています。「相互関税」とは、貿易相手国が高い関税を課している場合、みずからの国の関税も相手国と同じ水準まで引き上げる措置のことです。すべての国に対して一律10%の関税を設定し、一部の国については関税率を上乗せします。例えば日本に対しては24%、中国に対しては34%、EUに対しては20%、ベトナムに対しては46%の関税を課すとしています。トランプ政権は何を目的に相互関税を課すのでしょうか。また、この発表後株価が大幅に下落しましたが、それはどうしてなのでしょうか。
- 4月5日(土)
- 朝刊13版 1~3面、8・9面、14面、33面 尹大統領を罷免
- 朝刊14版 1~3面、8・9面、14面、33面 尹大統領を罷免
- ひと言ポイント
韓国の憲法裁判所は、8裁判官の全員一致で尹錫悦大統領を罷免すると宣告しました。尹氏は昨年12月3日に「野党が国政をまひさせている」として戒厳令を宣布し、国会に軍部隊を投入しました。弾劾裁判ではこの戒厳令が「違憲・違法な行為」と認定され、尹氏は即時失職、大統領選が60日以内に行われます。尹氏の下で日韓関係は劇的に改善したといわれますが、もともとどのような点について関係がぎくしゃくしていたのでしょうか。今後次の大統領によってどのような日韓関係が築かれていくのかにも注目です。
- 4月7日(月)
- 朝刊13版 1面・31面 ETC7都県で障害
- 朝刊14版 1面・31面 ETC7都県で障害
- ひと言ポイント
6日深夜から、中日本高速道路が管轄する東名高速道路や中央自動車道などで自動料金収受システム(ETC)が利用できなくなる障害が発生し、日本の大動脈である高速道路が長時間広い範囲で混乱しました。デジタル技術に依存する社会の脆弱性をどのように補っていくのか、現代の大きな課題となっています。
- 4月7日(月)
- 朝刊13版 30面 語り部列車 定期運行開始
- 朝刊14版 30面 語り部列車 定期運行開始
- ひと言ポイント
能登半島地震で被災した「のと鉄道」は、乗務員が地震の記憶や復興の歩みなどを伝える「震災語り部観光列車」の定期運行を始めました。東日本大震災後に三陸鉄道が始めた「震災学習列車」を参考にしており、語り部は女性乗務員3人が務めています。七尾湾や立山連峰などの観光名所も紹介しつつ、地震発生直後に乗客といっしょに高台に避難した経験などを語っています。
- 4月8日(火)
- 朝刊13版 1面・26面 両陛下 硫黄島で供花
- 朝刊14版 1面・26面 両陛下 硫黄島で供花
- ひと言ポイント
天皇、皇后両陛下は、太平洋戦争の激戦地・東京都小笠原村の硫黄島を訪れ、戦没者を慰霊されました。硫黄島では戦争末期の1945年、日米両軍の兵士ら2万7000人以上が戦死し、現地には1万人を超える日本の戦没者の遺骨が今なお収集されずに残っています。両陛下は今年、沖縄、広島、長崎にも向かう見通しで、戦後80年に合わせた「慰霊の旅」が始まりました。各地を訪れるごとに当時の状況や人々の想いが掲載されると思いますので、注目していきましょう。