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切る!貼る!知る!読売新聞を使って、時事問題に強くなる!

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中学入試合格体験記—「じじもんスクラム」を活用した、時事問題学習の秘訣!

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私立浅野中学校入学 T.Aさんから見た「じじもんスクラム」

「じじもんスクラム」をきっかけに新聞を購読

小学校4年生ぐらいから読売KODOMO新聞をとって読んでいました。その頃は、しっかり読むというよりはざっと読むことも多かったです。5年生では、塾で時事問題のテキストが配られました。その時も「6年生になったらこういう勉強をするのかな」と思って軽く読む程度でした。6年生になると、社会科の担当の先生が「じじもんスクラム」の解説をしている先生になり、授業の中で「じじもんスクラム」をすすめてくださいました。そこから本格的に時事問題の勉強を始めたのです。
 僕の「じじもんスクラム」の進め方は、母がスクラップしてくれた「今週のチェック記事」とその該当の新聞記事を、勉強の合間などに読むことです。「じじもんスクラム」を始めると、KODOMO新聞に加えて読売新聞をとることになり、それまでより丁寧に新聞を読むようになりました。わからない言葉が出てくると、新聞でその言葉を探したり塾の先生に質問したりして、不明点を解消するようにしました。

「じじもんスクラム」をフルに活用して知識を広げた

そして、約1カ月ごとに更新される「復習問題」を何度も解き、「実力テスト」も間違えたところを繰り返して解くことで、知識を身につけていきました。12月にサイト掲載された「じじもんスクラムmini」は覚えたことの確認に利用し、入試当日も持っていきました。
 このように「じじもんスクラム」をフル活用することで、時事問題の知識を広げていくことができました。「じじもんスクラム」は繰り返し学習しやすいところも、とても気に入っています。

時事問題に強くなり、思考力が問われる問題が得意に

社会科の入試問題では、「現代社会の問題を解決するにはどうしたらいいか」など、思考力が必要な問題もよく出題されます。「じじもんスクラム」で学んだ知識をつなげると、こうした思考力を必要とされる問題が解けるようになっていきました。「じじもんスクラム」で取り上げられた内容が、受験した学校で出題されたこともあります。
 「じじもんスクラム」で学習した中で僕が印象に残っているのは、「過疎化によって地方の鉄道路線の営業が破綻しそうになっている」という記事です。記事ではいくつかの対策が示されており、生活する人が困らないように地域の公共交通を維持する方法を考えることにつながりました。
 地理や歴史の知識は、時事問題と結びつくことも多いです。例えば、地理で学んだ「日本にはプレートが多い」ことと、2024年の能登半島地震のニュースが結びつきました。社会科はもともと好きな教科ということもあり、社会科全般を学ぶことが、時事問題の理解をより深めてくれます。

友達や家族との会話に時事問題が登場することも

塾には「じじもんスクラム」に取り組んでいる友達がいたので、たまに時事問題について会話することもありました。家族とも、ニュースや新聞の内容がよく話題に上り、母から「この問題はどうすればいいんだろうね」と聞かれて自分の考えを伝えることも多かったです。
 中学受験をする、しないに関わらず、世の中の動きや社会の問題について自分の考えを持つことは大切です。時事問題は社会のことを知ることができるので、学ぶ価値があるものだと思います。

繰り返し学習することで知識は身につく。あきらめないことが大切

受験勉強中は波があり、社会科や理科は得意でしたが、国語や算数の成績が安定しないこともありました。でも、あきらめずに学習を続ければできるようになります。何回でも復習して、きちんと学習することが大事だと思います。
 中学に入学したら、鉄道研究部と野球部に入りたいです。中学で学ぶ新しい勉強も楽しみですが、英語は「できるかな」と、少し心配しています。まずは友達を作って学校生活を楽しみたいですね。
 将来の夢はまだ決まっていませんが、政治に携わるなど社会の役に立つような仕事をしたいと考えています。

T.Aさんの お母さまから見た「じじもんスクラム」

スクラップブックの作成は自分にとっても有意義な時間に

「じじもんスクラム」のサイトに掲載されていた「活用方法」を参考にして、スクラップブックを作りました。「今週のチェック記事」をプリントアウトして1記事ずつ切り取り、同じページに該当の記事を新聞から探して切って貼ります。本当は本人にさせたかったのですが、6年生の後半は塾やその他の学習に忙しくて時間がとれなかったため、私が作ることにしました。息子のために始めたスクラップブック作成ですが、私にとっても有意義なものになりました。なかなか新聞をゆっくり読むこともなかったので、この作業が新聞に目を通す時間となり、自分のためにもなったと感じています。

問題意識を持って新聞を読む習慣を続けてほしい

「じじもんスクラム」は、あれだけの新聞記事の中から受験のプロである先生がピックアップしてくださるので、ありがたいなと感じました。私が記事を選ぶとしたら、どれも大切に思えてしまいます。
 家庭でニュースを見たり新聞の記事を話題にしたりする際には、私に余裕がある時は、本人にその記事についてどう考えるか、質問を投げかけるようにしました。そこから親子で話が深まることもありましたね。時事問題を学ぶことで、息子は問題意識を持って新聞を読むようになったと思います。それは、中学入学後も継続してほしいです。
 また、中学・高校では、なんでもいいので打ち込めるものを見つけてくれたらうれしいです。将来は、本人が「社会問題を解決するような仕事に就きたい」と考えているようなので、親として応援したいと思っています。

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じじもんスクラム 編集部

編集長の岡本です
サピックスで社会科を担当している岡本です。
サピックスでは環境講座も設けています。こちらもぜひのぞいてみてくださいね。→SAPIXの環境教育

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